【勉強】1級土木施工管理技士【これから受験する人】
この記事では1級土木施工管理技士を受けようしている方への助けになればと思います。
①1級土木施工管理技士試験?
・建設業法第27条に基づいて実施されている国家試験である。
・一般財団法人全国建設研修センターが国土交通大臣の指定を受けて指定機関となった。
・検定試験に合格、つまり学科+実地試験に合格すると1級土木施工管理技士となる。
・1級土木施工管理技士は建設業法に定められている土木工事関係8業種の許可に際して必要となる主任技術者または監理技術者となることができる。
…簡単に言うと
日本の施工管理技士国家資格のうちの1つでり、
また、免状の更新は不要です。
働いていると更新講習はなかなか面倒なので、一度取得すれば一生ものの資格となるでしょ う。
勤めている会社が、そういった人材ほ欲していれば、資格手当なり、評価もアップするでしょう。
②主な就職先?
河川や道路、鉄道やトンネル等土木工事となっているが、それ以外にもあると思われます。
というのも、その会社の建設業許可に土木工事などの許可がある会社であれば、資格を持っていることに価値があると思われます。
(例えば、不動産や水処理センターなど、要は知識があれば良い)
③受験資格
詳しくは↓↓
http://www.jctc.jp/exam/doboku-1
ただ、気を付けるべきは実務経験年数。
大卒なら4年6か月以上、高卒なら11年6か月以上の実務経験が必要です。(指定学科以外)
※ただし2級土木施工管理技士合格後なら多少短縮されるかも。
会社に経験した工事内容期間等を書いてもらう必要があったと思います。
(体験に基づく記述なので多少曖昧かも?)
ただ会社に書いてもらうといっても、私は自分で書きました。
(もちろん会社に受験する旨は報告した上で。)
あと、実務経験を書くためにその会社が、土木工事系の仕事をしてないとやはり書けず、過去の経歴も加算できたと思います。(←この場合も、やはり過去の会社に経歴を書いてもらう必要あり。)
そもそも、何の縁もゆかりもない人が1級土木施工管理技士を目指す人がいるのかどうか・・・
会社で必要だから取る人がほとんどだと思います。
④試験までの流れ
1級土木施工管理技士は大きく・・・
・学科試験(選択問題)
・記述問題(経験作文+穴埋め記述等の実地問題)
おおまかな流れ
3月 学科・実地試験申込
7月 学科試験
8月 学科試験合格発表
8月 実施試験受験手続
10月 実地試験実施
翌年1月 実地試験合格発表
2月中旬 1級技術検定 合格証明書交付
受験料と試験地
学科試験:8200円
実地試験:8200円
試験地:札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇の13区
…ということで、まずは学科試験合格が最初の目標となるわけです。
なお学科試験の合格率は、おおよそ50~60%くらいです。
合格するには、出題傾向を知ることが大切であり、試験範囲も広いので、忙しい社会人にとってはいかに効率的に勉強を進めるかが大事と思われます。