【映画】ミッション8ミニッツ
原題: Source Code
概要
コリーン・グッドウィン:ヴェラ・ファーミガ
ラトリッジ博士:ジェフリー・ライト
2011年のアメリカ映画。
上映時間は約90分。SFスリラー、タイムループ系。
あらすじ
アメリカ陸軍パイロットのスティーブンス大尉が目を覚ますと通勤列車の中であり、目の前には知らない女性(クリスティーナ)が話しかけている状況。
何が何だかわからないスティーブンス大尉は鏡に映る自分の顔を見ると、別人であり、身分証明書を見ても鏡に映った男である。
そして8分後、この通勤列車は爆発。次に気が付くと操縦席のような閉所で目を覚まし、目の前にはモニター画面に映る女性(グッドウィン大尉)
なんやかんやで列車の爆破犯を特定すること、この8分間は爆破の被害者の一人である男の記憶であること、そして自分は重傷を負った兵士であり、植物状態であり、公には殉職扱いであることなど。
犯人を特定すれば、安楽死を選択できるといわれ「繰り返す8分間」で任務を達成目指します。
感想と考察
タイムループものは何回も見ないとすっきりしない感や、わからない部分がわかるというか、要するに2回目以降も楽しめる映画でした。私自身は2回目ですが、楽しめて最後まで見てしまいました。(テネットよりは理解できました。)
冒頭のスティーブンス大尉が最初目を覚まし状況がわからない感じが視聴者目線で入りやすく、少しずつ謎が解けていく感じです。
タイムループの中でいろいろな行動パターンをします。例えば…
・手当たり次第に乗客を調べる。
・目の前の女性だけは助ける(過去のできごとなので無意味と指令官に言われてた)
・父親に電話をする(殉職扱いなので、連絡を取りたがっていた)
結局犯人を見つける目的は次のテロを食い止めるためでありいくらこの「8分間」の出来事を改変しても結果は変わらないといわれてしまう。
結末としては、犯人は特定でき次のテロを食い止めることに成功。
スティーブンス大尉も変わらないとわかっているけど、最後にもう一度だけ8分間をやりなおさせて欲しいとグッドウィンにお願いし、そのまま生命維持装置を切ってくれと懇願する。
指令室の博士はせっかくの人材を切るわけにはいかなくてグッドウィンを止めようとするが、グッドウィンは生命維持装置を切る。
スティーブンス大尉は犯人を捕らえ、爆破を食い止めた世界線を生きたのでした。
8分後の世界は普通に考えたら過去の出来事なのでそこで終わると思っていたのに、違う世界線(爆破しなかった)が始まっているのが良かった。
戦争で重傷を負ったスティーブンス大尉の姿が後半に出てくるのだが上半身しかないのが衝撃だった。まぁパラレルワールドだからいろいろな世界線があるのだろう。