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【土木施工管理】施工経験記述【作文】

個人的には一番の難関だと思います。私の個人的な体験でいうと、というか私の場合…

  • 1年目…2級に合格
  • 2年目…1級に挑戦。筆記試験のみ合格(実技試験である施工経験記述はダメだった…)
  • 3年目…筆記試験は昨年度の合格で免除。施工経験記述に2回目の挑戦。なんとか合格。

                                       

2級は1次試験(筆記試験)と2次試験(作文)を1日で受験し、1級は1次試験と2次試験は別日に受験という感じだった。1次試験に合格したら2次試験へという流れだったと思います。1次試験はネットでググると合格率は50~60%という難易度であり簡単だと思う。土木系の会社で働いているのであれば軽く勉強すれば受かるレベルだと思います。

(法改正により今なら1次試験突破だけで「1級土木施工管理技士補」となれる)

👇👇👇詳しくは👇👇👇

 

rimokontarou1642.hateblo.jp

私は旧制度だったので1回目は不合格だったので普通に2級止まりであった。

そう、問題はこの「施工経験記述」である。

テーマは…

  1. 安全管理
  2. 工程管理
  3. 環境対策
  4. 品質管理
  5. 施工計画

(上記赤字は結構選ばれている。)

しかもテーマは傾向があるとは言え何が選ばれるかはわからないので、複数の作文を用意する、というか暗記をしておかなければならない。私は写経のように何度も何度も書いて復唱して、寝る前に復習と覚えるまでに大分時間を割いた。

 

しかも、2次試験は上記作文のみがすべてではないのだ

続く

【土木施工管理】建設機械の問題

建設機械に関す過去問題をやってみる前にまずは復讐👇👇👇

 

rimokontarou1642.hateblo.jp

 

過去問題(H26)

土工に使用する建設機械名と作業内容との次の組み合わせのうち、適当でないものはどれか

(以下、建設機械名/作業内容)

  1. ブルドーザ/伐開と除根
  2. 自走式スクレーパ/掘削と運搬
  3. モーターグレーダ/敷き均しと締固め
  4. バックホウ/掘削と積込み

👇👇👇解答

  1. 〇…ブルドーザは、伐開と除根の他、掘削・運搬(押土)、敷き均し、整地、締固め等の作業に用いられる。運搬距離は60m以下が適当である。
  2. 〇…スクレーパは、大規模な土工作業で用いられ、掘削、積込み、長距離運搬、敷き均しを一貫して行うことができる。運搬距離は200~1200mが適当である。
  3. ×…モータグレーダは、自走式の平面敷き均し機で、ブルドーザより精度を要求される路床や路盤の仕上げに使われる。締固め作業には用いない。
  4. 〇…バックホウは、最も頻繁に掘削と積込みに用いられる機械で、機械が設置された地盤より低い所を掘るのに適している。水中掘削もできる。

 

 

挑戦問題

土工の締固め機械に関する次の記述のうち、適当なものはいくつあるか。

  1. タンピングローラは、鉄輪の表面に突起をつけもので、突起の先端に荷重が集中でき、鋭敏比の小さい粘性土及び土塊や岩塊などの破砕や締固めに効果がある。
  2. ロードローラには、マカダムローラとタンデムローラの2種類がある。
  3. 振動ローラは、鋭敏比の大きい粘性土に適している。
  4. タンパは、小型で狭い場所の締固めに適している。

👇👇👇解答

✕は3のみ

  1. 〇…記述の通り
  2. 〇…ロードローラには、三輪車タイプのマカダムローラと、鉄輪を串刺しにしたようなタンデムローラの2種類がある。
  3. ✕…振動ローラは締固めエネルギーが大きく(穴を掘ってしまう!)こね返しに弱い鋭敏比の大きい粘性土には適さない。<l/li>
  4. 〇…タンパは人力により移動させながら締め固めるもので、狭い場所の締固めに適する。

 

 

【映画】ミッション8ミニッツ

ミッション8ミニッツ
原題: Source Code
2011年のアメリカ合衆国のSFテクノスリラー映画。

        

 

目次
  1. 概要
  2. あらすじ
  3. 感想と考察

概要

コルター・スティーブンス大尉:ジェイクギレンホー

クリティーナ・ウォーレン:ミシェル・モナハン

コリーン・グッドウィン:ヴェラ・ファーミガ

ラトリッジ博士:ジェフリー・ライト

2011年のアメリカ映画。

上映時間は約90分。SFスリラー、タイムループ系。

 

あらすじ

アメリカ陸軍パイロットのスティーブンス大尉が目を覚ますと通勤列車の中であり、目の前には知らない女性(クリスティーナ)が話しかけている状況。

何が何だかわからないスティーブンス大尉は鏡に映る自分の顔を見ると、別人であり、身分証明書を見ても鏡に映った男である。

そして8分後、この通勤列車は爆発。次に気が付くと操縦席のような閉所で目を覚まし、目の前にはモニター画面に映る女性(グッドウィン大尉)

なんやかんやで列車の爆破犯を特定すること、この8分間は爆破の被害者の一人である男の記憶であること、そして自分は重傷を負った兵士であり、植物状態であり、公には殉職扱いであることなど。

犯人を特定すれば、安楽死を選択できるといわれ「繰り返す8分間」で任務を達成目指します。

 

感想と考察

イムループものは何回も見ないとすっきりしない感や、わからない部分がわかるというか、要するに2回目以降も楽しめる映画でした。私自身は2回目ですが、楽しめて最後まで見てしまいました。(テネットよりは理解できました。)

冒頭のスティーブンス大尉が最初目を覚まし状況がわからない感じが視聴者目線で入りやすく、少しずつ謎が解けていく感じです。

イムループの中でいろいろな行動パターンをします。例えば…

・手当たり次第に乗客を調べる。

・目の前の女性だけは助ける(過去のできごとなので無意味と指令官に言われてた)

・父親に電話をする(殉職扱いなので、連絡を取りたがっていた)

結局犯人を見つける目的は次のテロを食い止めるためでありいくらこの「8分間」の出来事を改変しても結果は変わらないといわれてしまう。

 

結末としては、犯人は特定でき次のテロを食い止めることに成功。

ティーブンス大尉も変わらないとわかっているけど、最後にもう一度だけ8分間をやりなおさせて欲しいとグッドウィンにお願いし、そのまま生命維持装置を切ってくれと懇願する。

指令室の博士はせっかくの人材を切るわけにはいかなくてグッドウィンを止めようとするが、グッドウィンは生命維持装置を切る。

ティーブンス大尉は犯人を捕らえ、爆破を食い止めた世界線を生きたのでした。

 

8分後の世界は普通に考えたら過去の出来事なのでそこで終わると思っていたのに、違う世界線(爆破しなかった)が始まっているのが良かった。

戦争で重傷を負ったスティーブンス大尉の姿が後半に出てくるのだが上半身しかないのが衝撃だった。まぁパラレルワールドだからいろいろな世界線があるのだろう。

 

 

 

 

【土木施工管理】土工機械の種類と特徴

今日は、土工機械について勉強していきたいと思います。過去に機械とその適用性に関する問題が出題されている。土工のための代表的な機械の名称と適した作業内容を整理しておきたい。

また、土工機械のうち締固めに関する機械についての出題頻度は高いと思います。

      

 

目次
  1. 土工機械一般
  2. 締固め機械

土工機械一般

土工に関する作業内容と適用する機械を表1に、機械ごとの運搬距離を表2に記載。

表1

 

  • 伐開、除根…ブルドーザ、
  • 掘削…ショベル系掘削機(パワーショベルバックホウ、)ブルドーザ
  • 積込み…ショベル系掘削機、トラクタショベル
  • 掘削+積込み…ショベル系掘削機、トラクタショベル、スクレーパ
  • 掘削+運搬…ブルドーザ、スクレーパ、トラクタショベル、スクレーパ
  • 運搬…ブルドーザ、ダンプトラック
  • 敷き均し…ブルドーザ、モータグレーダ、
  • 締固め…ロードローラ、振動ローラ、振動コンパクタ、ブルドーザ
  • 整地…モータグレーダ、ブルドーザ
  • 溝堀…バックホウ

ブルドーザの出現率!(伐開、除根、掘削・運搬、敷き均し、整地、締固めほとんどの用途に出現。前方に車幅くらいの箱がついていて低い範囲で上下に動くやつ)

表2

  1. ブルドーザ…60m以下
  2. モータスクレーパ…200~1200m
  3. ショベル系掘削機とダンプトラック…100m以上

締固め機械

土工機械のうち、特に締固め機械に関しては出題頻度が高いそうです。締固め機械の概要をまとめると以下の通りです。

  1. ロードローラ…静的圧力締固め(路盤舗装の締固め、盛土の仕上げ)
  2. タイヤローラ…空気圧の調節により各種土質に対応(砂質土、れき混じり、山砂利等)
  3. 振動ローラ…振動による締固め。比較的に小さな重量で大きな締固め効果あり(岩砕、切込み砂利、砂質土)
  4. タンピングローラ…突起(フート)による締固め(粘性土)
  5. 振動コンパクタ…人力で移動可能な手持ち式小型機械(道路工事でよくみるアレ)(鋭敏な粘性土以外ののほとんどの土質、せまい場所)
  6. タンパ・ランマ…土に衝撃を与えて締め固める。人力で移動可能な小型機械(振動コンパクタとの違いは高含水比の砂質土や粘性土以外の土)

googleでどんな機械かをある程度把握しておくと覚えやすいかも。ダンプトラックなんかは普段運転しているとよく目にすると思います。振動コンパクタなんかはドラマなどでよく工事のシーンで安全第一の黄色ヘルメットの作業員が舗装道路を振動させてるやつとか。ただ、スクレーパなどの機械は私はイメージがわからなかったのでイメージ検索で補完しました。

過去問でよく出てくる問題を覚えた方が早いと思われます。(結局は暗記)👇👇👇

 

 

【土木施工管理】切土の問題

道路盛土の路体の締固めに関する「」に当てはまる適切な語句の組み合わせとして次のうち適当なものはどれか。

 

問題

盛土の締固めは、一般に盛土材料が砂質土や礫質土の場合、目標とする締固め度を「イ」によって規定するのが普通であり、路体では締め固めた後の「ロ」がJIS A 1210 に定められた室内の突固め試験によって得られる「ハ」の90%以上となるよう規定する。

 

👇正解👇

 

「イ」密度

「ロ」現場乾燥密度

「ハ」最大乾燥密度

解説:盛土の締固めの規定は、品質規定方式工法規定方式があります。この問題は品質規定方式に関するものです。路体盛土の品質規定の内容としては、一般に締固め後の最大乾燥密度の90%以上となるように定められています。

 

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問題

土工に関する次の記述のうち、適当なものはいくつあるか。

  1. 盛土の施工において、れきや砕石など粒径の大きいものは盛土の表面に近い部分に用いるものとする。
  2. 盛土の施工において、1層の締固め厚さは50cm以下とする。
  3. 盛土構造物の安定は、基礎地盤の土質に関係なく盛土材料を十分締め固めることで得られる。
  4. 切土・盛土の境界部分にはすり付け区間を設け、暗きょ排水を設置する。

 

👇正解👇

 

  1. × れきや砕石など粒径の大きいものは、必要な締固めを行い盛土の深部に用いる。
  2. × 1層の締固め厚さは路体・堤体で30cm以下、路床では20cm以下とする。
  3. × 盛土を安定させるためには、盛土材料の締固めのほか、基礎地盤も十分な強度を有する必要がある。
  4. 〇 記述の通り。

 

 

【土木施工管理】切土について

今回は「切土」について勉強します。

1級まで受けた身としては切土は全然勉強はしなかったと思います。

 

切土法面の標準勾配

切土については、土質や斜面高さに応じて標準的な勾配が設定されている。

盛土の種類/締固め厚さ/敷均し厚さ

  • 路体・堤体/30cm以下/35~45cm以下
  • 路床/20cm/25~35cm以下

切土の施工法

切土の施工法には、以下の2種類がある。

  • ベンチカット工法

ショベル系掘削機とダンプにより、階段状に切り下げていく工法。

ブルドーザやスクレーパによって、下り勾配に沿って斜面を削り取っていく工法。

切土法面に関する留意点

  1. 切土法面は、高さ5~10mごとに1~2m幅の小段を設ける
  2. 丁張りは、直線区間10m間隔で設置
  3. 法面がが高い場合は、安定性の検討が必要
  4. 法面、法肩が侵食されやすい場合は、小段の横断勾配を逆勾配とする。

 

 

【土木施工管理】盛土について

 

盛土に関する過去出題が圧倒的に多いそうです。

 

目次
  1. 盛土の材料
  2. 盛土の締固め管理の基本
  3. 盛土の締固め管理の種類
  4. 盛土施工上の留意点

1.盛土の材料

盛土に適した材料とは以下のものである。

  • 圧縮性が小さい
  • せん断強度があること(法面の安定を得るため)
  • 施工が容易
  • トラフィカビリティ(建設機械の走行性の良否)が得られるもの
  • 有機物、腐食土を含まないもの。
  • 吸水による膨張性が小さいもの。
  • 凍土、氷雪を含まないもの。
  • 粒形の大きいもの(れき・砕石)は、締固めを行い、深部などに使う。

2.盛土の締固め管理の基本

  1. 土の締固めとは、土を押しつぶして空隙部分を少なくし、密度を高めることをいう。
  2. 最適含水比で最大乾燥密度に締固められた土は、間隙が最小となる。
  3. 土を締め固めることにより、土中への水の浸入による軟化・膨張を防ぎ強度増加+圧縮沈下量を小さくする。

3.盛土の締固め管理の種類

締固め管理の方法は、①品質規定法式②工法規定方式の2種類がある。

 

①品質規定方式

品質規定方式は、発注者が仕様書に必要な品質を定め、請負者が施工法を選択する。締固め管理の基本は、密度管理である

②工法規定方式

工法規定方式は、発注者が試験施工によってあらかじめ施工法を定め、仕様書に規定する。工法規定はあらかじめ現場での試験施工を行い、規定の締固めが得られると想定される「締固め機械」、「敷き均し厚さ」、「走行回数」を定めるもの。

盛土施工上の留意点

  • 現地盤の前処理(木の根、切り株、草木、有機物を取り除き沈下防止)をする。
  • 現地に流入する水は排水溝を設ける
  • 施工機械のトラフィカビリティを確保する。(確保できない場合は、機種の変更や表層の改良を行う。)
  • 盛土の種類に応じた敷き均し厚さを遵守する。
  • 切土→盛土の接続部は「すりつけ区間」を設ける。
  • 斜面部は「段切り」を設ける。