【土木施工管理】建設機械の問題
建設機械に関す過去問題をやってみる前にまずは復讐👇👇👇
過去問題(H26)
土工に使用する建設機械名と作業内容との次の組み合わせのうち、適当でないものはどれか
(以下、建設機械名/作業内容)
- ブルドーザ/伐開と除根
- 自走式スクレーパ/掘削と運搬
- モーターグレーダ/敷き均しと締固め
- バックホウ/掘削と積込み
👇👇👇解答
3
- 〇…ブルドーザは、伐開と除根の他、掘削・運搬(押土)、敷き均し、整地、締固め等の作業に用いられる。運搬距離は60m以下が適当である。
- 〇…スクレーパは、大規模な土工作業で用いられ、掘削、積込み、長距離運搬、敷き均しを一貫して行うことができる。運搬距離は200~1200mが適当である。
- ×…モータグレーダは、自走式の平面敷き均し機で、ブルドーザより精度を要求される路床や路盤の仕上げに使われる。締固め作業には用いない。
- 〇…バックホウは、最も頻繁に掘削と積込みに用いられる機械で、機械が設置された地盤より低い所を掘るのに適している。水中掘削もできる。
挑戦問題
土工の締固め機械に関する次の記述のうち、適当なものはいくつあるか。
- タンピングローラは、鉄輪の表面に突起をつけもので、突起の先端に荷重が集中でき、鋭敏比の小さい粘性土及び土塊や岩塊などの破砕や締固めに効果がある。
- ロードローラには、マカダムローラとタンデムローラの2種類がある。
- 振動ローラは、鋭敏比の大きい粘性土に適している。
- タンパは、小型で狭い場所の締固めに適している。
👇👇👇解答
✕は3のみ
- 〇…記述の通り
- 〇…ロードローラには、三輪車タイプのマカダムローラと、鉄輪を串刺しにしたようなタンデムローラの2種類がある。
- ✕…振動ローラは締固めエネルギーが大きく(穴を掘ってしまう!)こね返しに弱い鋭敏比の大きい粘性土には適さない。<l/li>
- 〇…タンパは人力により移動させながら締め固めるもので、狭い場所の締固めに適する。