【土木施工管理】土工機械の種類と特徴
今日は、土工機械について勉強していきたいと思います。過去に機械とその適用性に関する問題が出題されている。土工のための代表的な機械の名称と適した作業内容を整理しておきたい。
また、土工機械のうち締固めに関する機械についての出題頻度は高いと思います。
目次
土工機械一般
土工に関する作業内容と適用する機械を表1に、機械ごとの運搬距離を表2に記載。
表1
- 伐開、除根…ブルドーザ、
- 掘削…ショベル系掘削機(パワーショベルバックホウ、)ブルドーザ
- 積込み…ショベル系掘削機、トラクタショベル
- 掘削+積込み…ショベル系掘削機、トラクタショベル、スクレーパ
- 掘削+運搬…ブルドーザ、スクレーパ、トラクタショベル、スクレーパ
- 運搬…ブルドーザ、ダンプトラック
- 敷き均し…ブルドーザ、モータグレーダ、
- 締固め…ロードローラ、振動ローラ、振動コンパクタ、ブルドーザ
- 整地…モータグレーダ、ブルドーザ
- 溝堀…バックホウ
ブルドーザの出現率!(伐開、除根、掘削・運搬、敷き均し、整地、締固めほとんどの用途に出現。前方に車幅くらいの箱がついていて低い範囲で上下に動くやつ)
表2
- ブルドーザ…60m以下
- モータスクレーパ…200~1200m
- ショベル系掘削機とダンプトラック…100m以上
締固め機械
土工機械のうち、特に締固め機械に関しては出題頻度が高いそうです。締固め機械の概要をまとめると以下の通りです。
- ロードローラ…静的圧力締固め(路盤舗装の締固め、盛土の仕上げ)
- タイヤローラ…空気圧の調節により各種土質に対応(砂質土、れき混じり、山砂利等)
- 振動ローラ…振動による締固め。比較的に小さな重量で大きな締固め効果あり(岩砕、切込み砂利、砂質土)
- タンピングローラ…突起(フート)による締固め(粘性土) 振動コンパクタ…人力で移動可能な手持ち式小型機械(道路工事でよくみるアレ)(鋭敏な粘性土以外ののほとんどの土質、せまい場所)
- タンパ・ランマ…土に衝撃を与えて締め固める。人力で移動可能な小型機械(振動コンパクタとの違いは高含水比の砂質土や粘性土以外の土)
googleでどんな機械かをある程度把握しておくと覚えやすいかも。ダンプトラックなんかは普段運転しているとよく目にすると思います。振動コンパクタなんかはドラマなどでよく工事のシーンで安全第一の黄色ヘルメットの作業員が舗装道路を振動させてるやつとか。ただ、スクレーパなどの機械は私はイメージがわからなかったのでイメージ検索で補完しました。
過去問でよく出てくる問題を覚えた方が早いと思われます。(結局は暗記)👇👇👇