【土木施工管理】切土について
今回は「切土」について勉強します。
1級まで受けた身としては切土は全然勉強はしなかったと思います。
切土法面の標準勾配
切土については、土質や斜面高さに応じて標準的な勾配が設定されている。
盛土の種類/締固め厚さ/敷均し厚さ
- 路体・堤体/30cm以下/35~45cm以下
- 路床/20cm/25~35cm以下
切土の施工法
切土の施工法には、以下の2種類がある。
- ベンチカット工法
ショベル系掘削機とダンプにより、階段状に切り下げていく工法。
- ダウンヒル(カット)工法
ブルドーザやスクレーパによって、下り勾配に沿って斜面を削り取っていく工法。
切土法面に関する留意点
- 切土法面は、高さ5~10mごとに1~2m幅の小段を設ける
- 丁張りは、直線区間で10m間隔で設置
- 法面がが高い場合は、安定性の検討が必要
- 法面、法肩が侵食されやすい場合は、小段の横断勾配を逆勾配とする。